予算が気になるトラベラー

コスパが気になるお年頃。

カテゴリ:旅行 > マカオ(中国)

初めに

マカオ全体はとても小さいです。有名観光地だけを見るのであれば、1度の旅行で済んでしまうことでしょう。

そんなマカオ、実際はカジノ目当ての人が最も多いと思われます。現地での賑わいは物凄いですし、香港行き飛行機でも男性複数人での旅行者がそれなりにいて、カジノの話をしていました。

次にそれに勝った人たち向け、もしくはそれを目指してやってくる人もいるであろうピンク産業。大きな店が何件かはあるようですし、私には目に入りませんでしたがホテルに併設されていたりするようです。

・初めに
・マカオ半島
・コタイ
・シェアライド
・SIM
・最後に

こちらの記事は以上から成り立っています。取り留めもない記事なので、暇つぶしにでもどうぞ。気が短い人には向かないので、そういう方にはスマホゲームの方がマシかもしれません。

マカオ半島

有名なカジノであるグランドリスボアがあったり、世界遺産などはこちらにあります。


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世界遺産の聖ポール天主堂跡。このようにペラペラ。そして凄い人。個人的にはこの道が清水寺の参道に見えました。

とりあえず行ってみたけど、写真を撮っただけという典型的なアレ。セドナ広場も似たような感じです。しかし行ったときには道教の人々が歌ってたりと、広場としてちゃんと使われていました。


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マカオの魅力と言えばこれ。アズレージョ。タイル。これは同じものを繰り返すタイプですが、本場ポルトガルには素晴らしいものがたくさんあるようです。

しかしこれもなかなか。まあ現地では誰も見てないんですが…。


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他の魅力と言えばこういうものでしょうか。日本ではなかなか見られないですね。香港でも見られますが、やはり面白いものです。


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屋外にあるエスカレーター。


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毛の料理。何の毛なのか、どこの毛なのか…。


沖縄や香港と同じように、マカオも猫の多い街でした。


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シャッターの下から覗いていた猫を発見。近づくと…


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出てきて遊んでくれました。動物と遊ぶのは楽しいですね


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この子は遊べなかった子。


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猫ショップ。なんだか日本にいる気分です。


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インスタ映え的スポットもいくらか作っている模様。ただしこれは映えではなく、ただの廟。蚊取り線香のように渦巻いているものは、実際にお香。面白いですよね。もちろん意味はありますが、うんちく垂れるのもあれなので割愛。


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こういうの。この方たちはずっとどかなかったため、私も撮影させていただきました


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ちょっと遠くなってしまったけど、傘が飾ってあります。


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日本人に人気の缶詰屋。Loja das Conservas Macau。お土産用でしょうか。日本語が書いてあり、日本語を話す店員がいます。その店員さんはおばあちゃんに山のように買わせていました。私たちは1枚だけ写真を撮って退散。


このように…って何の写真だかわかりませんね。つまり普通の街なんです。何があるってわけではない、それがマカオのように感じました。雰囲気を楽しむには良いところです。

コタイ

マカオ半島から南へ橋を渡ればタイパというところへ。そこから南へ下ると埋め立てて出来たコタイという地区になります。

コタイは完成からまだ20年程度。IR施設、端的に言えばカジノとホテルしかないという凄いところです。殺風景で、全てがでかい。街の魅力としてはゼロです。その殺風景さを他で見るのは難しく、そういう意味では面白いところ。

人気なのはヴェネチアンという施設。


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ヴェネチアン2階。偽物の街を作り上げました

凄いです。空も偽物。これだけの偽物を作られると「やるなー」と思わせられます。


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フードコートも同じ雰囲気で。店は中華を中心に、台湾や韓国料理などが混じります。イタリアンを食べようという人は多分いませんし、そもそもありません。(たぶん)


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水路があります。ショッピングセンター内をこのゴンドラに乗って移動できるそうで。見える風景はただのショッピングセンターなんですが、しかしここは2階。凄まじい凝りよう。

…コタイってこういう感じ。ホテルの中を楽しむなり、カジノを楽しんでください。

シェアライド

uberやらgrabといったものはありません タクシーをどうぞ。
1度だけタクシーに乗りましたが、道を間違おうとしていたので訂正させていただきました

SIM

以前アマゾンでも買える SIM1枚で世界中を移動できる YUNYOBOという記事を書きましたが、そのSIMを再利用。

香港とマカオを7日間、2ギガまで利用可で、USD3。330円くらいです。何の文句があるでしょうか。素晴らしい。

ちなみに2ギガを使い切ると64キロになります。でもまあ繋がります。といっても、もし使い切ったのなら買い足せばいいと思います

最後に

真面目な話、見どころのある場所ではありません。テレビや旅行本にあるようなところへ行くのが基本的な移動先。コタイから南下すればコロアンというところに辿り着きますが、必ずしも行かなくてはならないというところではありません。ハワイにおけるハワイ島みたいなものかも。

やはりメインはカジノでしょう。人々も大体はそれ目当てで、どんな観光地よりも圧倒的に人が詰めかけていました。グランドリスボアなんかはどのフロアも人でいっぱい。チップを買うために並んでいました。テーブルではHKD10,000(14万円)のチップが普通に賭けられちゃってて、一般庶民としては何て言っていいものか、コメントもありません。いわゆるハイローラーと言われる人はその10倍でも普通に賭けているそうです…。

カジノに行かないのであればエッグタルトやカレーおでんを食べつつ、フルーツジュースを飲む。そしてポルトガル料理を楽しみ、世界遺産。わかりやすく、巡りやすい街だと思いました。

香港の街歩きを楽しめるのであれば、きっと楽しいです。私もそういう意味で楽しいところだと思いました。マカオから中国本土はすぐそこ。ここまで来たら、本土へ行ってみるのも良いかもしれませんね。

それではまた。

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(シェラトンのあるサンズから向かいのヴェネチアンへ抜ける道。2階。)


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(シェラトン)

概要

というわけで、初めてのマカオへ。

選んだのがこちらのホテル。マリオット系列で一番安く、もうプールなどに入れる季節ではなくなりつつあるし、観光という名のぶらぶら歩きがメインになるだろうから、設備もそれほどいらないかな?という思いです。一番狭い部屋でも35平米ほどと十分な広さも確保できそうなのもまた1つ。

ちなみにこちらのホテルは部屋数が4000近く(!)あるそうで、特に土曜日やイベント時にはチェックインでも相当並ぶことがあるそう。そして私たちが行く日はその4000室がほぼ満室という恐ろしさ。相当混みあっていることでしょう

・概要
・チェックイン
・宿泊料金
・部屋
・クラブラウンジ
・プール
・無料バス
・終わりに

というコンテンツです。

チェックイン

今回は、マリオットの印籠パワーを見せつけるチャンスに巡り合えました。(そんなチャンスは滅多に巡ってきません)というのは、宿泊数日前にホテルからメールが飛んできたからです。

チェックインは直接スカイタワー4階のクラブラウンジに行ってくれ、とのこと。実際に行ってみると混雑どころかスタッフしかいない状況。チェックインを始めるとすぐに数人並び始めましたが、他のカウンターを開けて別のスタッフが対応し始めたので、待つ時間は短そうです。

立ったままでしたが、にこやかなおばちゃんと気楽なチェックインができました。

それとは別にモバイルチェックインカウンターというのもあるそうです。モバイルチェックインしておくと、列が別になるのかも。混んでいる可能性があるかなと思った場合には、やってみることをお勧めします。

宿泊料金

2泊で2,259.45 HKDです。(1964.74+196.47+98.24)

日本円で32000円くらいでしょうか。土曜日が物凄く高くなっていたので、とりあえずBRGということで下げておいた程度です。特別安いわけではありません。

部屋

  • ゲストルーム
  • コタイストリップビュー
  • エグゼクティブスイート
  • ファミリースイート
  • デラックススイート
  • エグゼクティブデラックススイート
  • アンバサダースイート
  • プレジデンシャルスイート
  • テラススイート
なんかスイートばっかりやな!?というのが自然な感想。ゴールド会員くらいでもスイートにアップされそう、などと思えるのも自然の摂理だと思います。

しかし今回は満室。イベントと何かがあったとか言ってましたが忘れました

本当はスイートに…などと言っていましたが、ノーアップグレード。「キングベッド」「ノンスモーキングルーム」という要望は通してくれていました。他にはなし。


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マリオット公式の写真ですが、寸分違いません。外の風景が違うくらいです。


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ウェルカムフルーツ。


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デスク。ここの引き出しにヘアドライヤーが入っています。テーブルの右側手前に白い部分がありますが、そちらに書いてあります。私は見つけられなくて聞きました


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トイレとか。


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バスタブあり。


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分離シャワー。

え?


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!?

Shine!?

まだあったんですね。物凄く久しぶりに見ました。SPG組には懐かしい代物です。

クラブラウンジ

ラウンジを利用できる部屋を予約、もしくはマリオットプラチナ会員以上が入ることのできる場所。チェックインした場所の奥です。

カクテルタイム中のこちらを端的に説明すると、食堂です。物凄く広く、そして皆さんが凄く食べています。そういう意味では、成田のJALラウンジに似ているかもしれません。


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ワインと、右奥の青い缶はビール。


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こういったものも。


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ミニサンドイッチとおつまみ。

その他、中国らしいホットミールや洋風なものなどで6種類くらい。チーズ類は豊富で、パンやクラッカーはもちろん。ケーキなどの甘いものも種類が多く、1コーナー丸々お菓子ゾーンに。そして奥にはシメっぽいご飯もしくは麺などが日替わりでありました。

とにかく食べて腹いっぱいになれという感じです。


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トイレの手洗い所。ここはポルトガルを感じさせなくもないですね。


カクテルタイム以外ではこの食堂は入れなくなっており、ラウンジらしいバーカウンターと、ソファの席が開放されています。ドリンク類とフルーツがたっぷり。そしてバーカウンターにはエッグタルトもあったり。

1泊目の朝食時はラウンジではなく(1000ポイントと引き換えに)レストランFeastへ行ってみましたが、人が多いのと大したものがないこと、そして遠いことから、ラウンジで食べられる人はラウンジで良いように思いました。実際に2泊目はラウンジ朝食。無駄に歩かなくていいのでこちらの方がおすすめ。もちろん感じ方に個人差はあると思います。

プール

昼過ぎに行ってみましたが、それほど混みあってもなかったので寝転びました。入口では結構厳しいチェックがあったのがちょっと珍しかった感じ。何をするんだとか聞かれたり(寝てはいけないそーです)、確認のサインなどもあり、変な人は入りづらい環境なので安心感が増すかも。

私たちが行ったのはジャヤプール。3つほどあるようですが、それぞれがどれほど違うかはわかりません。

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始めは入口あたりに陣取りましたが、思いのほか広かったので奥へ移動しました。カジノや食堂はアジア人だらけなのに、ここに来ると白人だらけになるのは興味深いところ。


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謎の像。


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夕暮れ。パリジャン方向。偽エッフェル塔(1/2サイズなんだそーです)が見えます。

プール全体的に騒がしくもなく、10月の気温では泳ぎたいほどではないにしても、居心地は悪くありませんでした。ラウンジを利用してプールで寝るというスタイルのホテル利用としては、マカオという選択肢も悪くなさそうです。

無料バス

このコタイ地区はあまりに広大なため、無料のシャトルバスがたくさん走っています。

シェラトンのあるサンズコタイでは、東側(east bus stop?名前忘れました)にコタイ地区を回るバスや、サンズマカオ行きのバスが停まります。

西側…正面入り口には、タイパフェリーターミナル行きや空港行きのバスが停まります。

周辺の施設へ歩いても行けますが、バスに乗った方が楽…と思いつつ、そのバス停までも遠いです

ホテルにはタクシーがいるので、疲れたくない人はタクシーが楽でしょう。日本やヨーロッパなどとは違い、金額もそれほどではありません。しかしマカオパタカもしくは香港ドルが必要で、uber等はありません。

終わりに

全体的に人が多く、そして物凄く大きく広い敷地。快適な滞在というには少し程遠いかなとも思わせますが、逆に言えば監視の目が少なく、その中に溶け込んで自由にやれるという考え方もあるかも。

こちらが世界中にあるシェラトンの中で最も大きいホテルだというのは伊達じゃなかったと思います。それでいてエレベーターはちゃんと数が揃っているので、待たされないところは素晴らしいです。

リゾートとしてゆっくりするのは悪くなさそう。しかし日本からマカオへの直行便はなくもないですが、非常に時間が限られ使いやすいものでもなく。そして香港経由だと結構時間がかかります。ベトナム(ハノイ、ダナン、ホーチミン)やタイのバンコクへ直行便で行ってもいい気はします。なかなか悩める場所かもしれません。

それではまた。

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今を時めく香港と、そしてマカオへ行ってきました。

香港は何度か行ったことがあるため、今回は残念ながらメインではありませんが、一応1泊はしたので後で登場する予定です。

香港エクスプレス

飛び石連休にあたる10月19日から22日の始発と最終便。料金は1人あたり往復で全込20,460円です。LCCにありがちな決済手数料と、座席指定料が含まれています。香港エクスプレスはキャセイパシフィックに買収されたので、今だと実質アジアマイルが貰えます。LCCだけどマイルが貰えるのは面白いところ。

行きはUO851、帰りはUO688。4時間程度のフライトとなっていますが、実際は少し早く着くことが多いようです。

多少面倒ですがオンラインチェックインをしておくと、搭乗券(ボーディングパス)をスマホ、もしくはプリントアウトした紙で直接出すことができるので、カウンターによる必要はありません。日本では搭乗直前に紙の搭乗券を渡されますが、それでもわざわざカウンターに行く必要がないので通常のチェックインよりは楽なこと間違いなし。

もしくはカウンターへ行くにしても、オンラインチェックイン専用のレーンに並ぶことができます。明らかに空いているので楽かも。ただし香港ではその手前にチェックイン機があります

2019年11月頃より香港ではターミナル2からターミナル1に移動するようです。ターミナル2はテナントが閉まり殺風景、ていうか単に遠くて面倒なので嬉しい変更!

その他には何も書くべきことが見当たりません。LCC標準ですが、飲み物も機内食も出ません。それほど狭いわけでもなく、横に大きい人以外は特別不満には思わないのではないでしょうか。そして、大きめのカバンと小さめのカバンの計2つまで持ち込むことができます。計7キログラムまで。日本語のアナウンスはありませんが、特に問題もないことでしょう。

香港国際空港から移動

まずはキャッシングなり両替なりで現金を持っていた方が安心。そして香港に滞在し公共交通機関に乗るのなら、香港版Suicaの「オクトパス」があると便利です。ていうかない状態が信じられないほどに普及しているので、日帰りでもなければ買っておいた方がいいでしょう。最近では空港でも買えます。不安で仕方ない人は、kkdayklookなどのウェブサイトより買っておくと安心かも。でもマカオでは使えません(マカオパスというものが別に存在します)。

マカオへ行くにはフェリーという手もありますが、空港からは本数が少なく制約が多いため、最近ではバスが主流。

空港内にはたくさん案内があるので行くべき方向はわかると思います。ひとまずターミナル2方面へ。すると正面上側にはAirport Express、地下へのエスカレーター、右は下りスロープになっておりその先にバス乗り場、左はターミナル2となっているところに行きつきます。そこで右へ。まっすぐ行くと外になっており、正面にバス乗り場案内があります。そちらで確認できますが、向かう先のB4バスは右手に。

待ってれば来るB4に乗りHZMB香港ポートへ。こちらは終点なので乗り過ごすことはありません。(Hongkong Zhuhai Macau Bridgeの略でHZMB)

HZMB香港ポート

到着後、先にイミグレーションを通ります。日本人はだいたいパスポートで通るので、Visitorでも有人カウンターを通ることになります。

そしてバスチケットを購入。HKD65。自販機はオクトパスなどキャッシュレスでしか買えません。使い方は単純のようですが、私たちの場合職員のおばちゃんがものすごいスピードで勝手に買ってくれたので、うまく説明できません でもただ液晶画面で当該箇所を押し、オクトパスをタッチするだけだったように思います。

オクトパスで買えない場合は、少し奥にある有人カウンターで買えるようです。クレカOK。

その後大きく澳門と書かれた方向へ行けば迷う余地がありません。バス乗り場へ向かえばやはりおばちゃん職員がお出迎え。バスに乗れば、おばちゃん職員がシートベルトを全員締めるまで確認。とにかくおばちゃんパワーを感じさせます。ていうか、男はどこへ行った…?

そして1時間もすればマカオにつきます。


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夕闇が迫っていました。


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とっても綺麗だったので、写真を数枚。

着く先はHZMBマカオポートです。

HZMBマカオポート

ここからバスに乗り継ぐか、タクシーで移動する必要があります。

マカオではマカオパタカ(MOP)という通貨が流通していますが、香港ドルも使えます。現金があればタクシーに乗るのもいいでしょう。タクシーは基本的に安いので、非常に乗りやすいです。200HKDもあれば、コタイのホテルへも余裕で行ける…と思います。100HKDでも足りそう。

バスに乗り継ぐ場合は、アウター・ハーバー・フェリーターミナル行きか、タイパ・フェリーターミナル行きへ乗るのが普通です。無料。HZMBマカオポートの出口からまっすぐ進めば2種類のバス乗り場に着きます。ちなみに左側へ行くとローカルバス乗り場に行けます。

行き先がマカオ半島ならアウターハーバー、コタイやタイパ方面へ行くのならタイパ行きへ乗ります。

後はそこからホテルのシャトルバスがたくさんあるので、それに乗ればすぐ到着します。

私たちが着いた先は、シェラトンホテル。最初の写真はシェラトンなのでした。


それではまた。

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