予算が気になるトラベラー

コスパが気になるお年頃。

カテゴリ:旅行 > ローマ(イタリア)

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日本でない…外国へ行った場合に気になるのが交通機関。

ツアーだと何も気にしなくてもいいのかもしれませんが、個人で行く場合には空港からの移動手段を皮切りに、色々と考えておくことがあります。

個人的に思ったことをつらつらと書きたいと思います。

地下鉄

路線がA~Cと少なく、普段乗り慣れている人には極めてわかりやすいのが電車。ホームはローマの街からは想像できない程に綺麗で、雰囲気も悪くありません。車内は日本と大差ないほど明るく綺麗です。

地下鉄で行きやすいところにいて、また同時に行きやすいところへ向かうのなら、おすすめです。

切符の買い方は窓口で買うか、周辺のニューススタンドもしくはタバッキで買うか、自動販売機で買うかあたりがスタンダード。日本のように距離制ではなく時間制のため、金額などに悩む必要もありません。自動販売機は動かないものも多いので、動かないと思ったら別の機械を試した方がいいでしょう。またコインは入れてから上へ投げます。(意味不明ですが、やるとわかります)

ちゃんと改札もあり、そこで打刻できます。切符を入れ、切符を抜いてから、前に進むところだけ注意かも。日本とは違います。

バス

極めて便利なのがバス。ただしイタリア気質。間引き運転のようなものもあるのかと思えるほど時間を守らなかったりすることもしばしば。それと昔ながらの道が多く、物凄く揺れます。

ローマではメジャー路線、つまりは本数が多いところだけにしておいた方が良いかもしれません。30分に1本なんてバスだと、40~60分くらい待たされる可能性もあります

ただしやはり便利。電車のルートが少ないこともあり、行きたいところへ行きやすい。

例えばアッピア街道へは118番のバスで行けます。ローマ中心部だとコロッセオ、フォロロマーノ、チルコマッシモ、カピトリーニ美術館あたりのバス停に118番が停まります。(ただしコロッセオ目の前のバス停は日曜日のみ停まりません。)

切符は打刻が必要です。黄色い切符入れに入れればOK。たまに壊れてます。またローマパスは同じ黄色い機械の中ほどに当てると反応してくれます。初めの1回だけ当てればOK。微妙に反応が薄く、壊れてるのか区別がつきにくいです

トラム

バスとほぼ同じながら、一部路線を通っているのがトラム。

使えるところを通るのならバスよりおすすめ。理由は、揺れない。

タクシー

乗っていませんが、もちろん便利でしょう。ただし乗れるところは限られています。いわゆる、流しのタクシーはないと思って問題ありません。

mytaxi・uber

流しのタクシーはいませんが、アプリで呼べるタクシーならあります。便利。

例えばuberなら料金は予めほぼ決まっているので、ぼったくりなどもなく、後でルートを確認できることから、怪しいと思えばサポートに連絡することもできます。

そしてローマでは基本的にuberよりもmytaxiの方が安い模様。mytaxiは名前を変え、今はFREE NOWになりました。名前が変わっただけです

個人的な話をすると私たちはアッピア街道までバスで行き、十分に堪能した後でFREE NOWを呼び、水道橋公園まで連れて行ってもらいました。

公共交通機関だとバスを乗り継ぐか、バス+電車で徒歩15分みたいなルートしかありませんが、FREE NOWなら15分ほどで着きました。料金も明朗会計なのでとても良い感じです。

現金で払うこともできますし、アプリに登録しておけばクレジットカードで支払うこともできます。アプリに登録はしておいたものの、さっぱりわからない状態で乗りましたが、問題なく支払えました。

最後に

便利な公共交通ですが、日本ではないということだけは留意してください。

それはすなわち、危険性。スリなどは常にいます。気を配った方がいいでしょう。

それではまた。

とても簡単です!




ローマ地下鉄のA線、Anagnina行きへ乗ります。

そしてSubaugusta駅で下車。例えばTerminiからは20分ほどです。




地上に出て、茶色い団地みたいなものがある方向へまっすぐ行けば水道橋公園に辿り着きます。上の道をまっすぐ(微妙に左側まっすぐ)行く感じですね。この地図は動かせるので、周辺の様子もわかりますよ。

そして公園に入り、左側へ進みながら奥へ進めば大きいので見つかると思います!




ここが目的地。


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こういう感じですね。


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実際には行きはアッピア街道からmytaxiで行き、帰りはここを歩きました。

最後にですが、夜に行くのは止めましょう。

それではまた。


特別なことはないので、淡々と。

まずはテルミニ。ここからフィウミチーノ空港へ向かいます。バスが出るのはこのへん。





既に往復でチケットを買っているので(往復で9ユーロ!)、乗るだけです。


バスストップのすぐ右側にフードコートがあります。名前はMercato Centrale Roma。最後の食事を楽しむもよし、早めに来てゆっくりするのもよし。トイレも一番奥にあります。

バスで到着したのは、当たり前ですが行きに利用したバス停。もう何だか色々懐かしい気分に。今からローマへ遊びに行けたら!という終わりのもの悲しさも少し。


そしてチェックイン。チェックインカウンターは物凄く奥で、イミグレの反対側。ですがビジネスクラス利用のため、出国時に利用できるファストパスを貰いました。出国が実際にどれくらい混雑していたか見てませんが、楽に出られたので良かったです。

そしてひたすら歩かされ、電車に乗せられ、着いた搭乗口。招待されたラウンジはパッセンジャーラウンジで、搭乗口のすぐそばというのは嬉しいところ。ちなみに、プライオリティパスでも入れます。


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穏やかな感じなのですが、韓国ファミリーの方々が集まるとちょっと大変でした。あまりにあれだったので、ラウンジの奥に退避したところ。中国もですが、本当にラーメンが好きです。こちらでは、最後ということで、名残惜しい感じがしながらもローマ風ピザなどをいただきました。

出る際にArrivederciとか言われると、今から飛び立つのにもう再び帰ってきたくなります。さみしーい!


さて、時間をつぶし搭乗。OZ562、機材はB772。行きと同じビジネススマーティウム。

個性はないけど食べられる機内食をメインまで食べ、白ワインと赤ワインを1杯ずつ楽しみ、そしてデザート等は食べずに就寝。仁川に着くのは翌昼14時頃。時差が7時間ほどあるので、体調を整えておかないと、時差ボケにやられるかもしれません。(無事に時差ボケにならず、翌日からお仕事を頑張れました)

CAさんに朝食のためギリギリに起こされます。かなり寝ましたが、まだ眠い。食欲はそれほどなかったけれど、日本時間だともうお昼なので頑張って完食。


仁川では行きとそっくりのビジネスラウンジ中央で3時間ほど。暇つぶし時間としては長くて辛いですが、疲れているのでぼんやり。


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こんなところです。

仁川から関空は特に何もない、ただのビジネスクラス。やはりガラガラで私たち以外は1人だけでした。

ま、帰りはただ帰るだけですね。

それではまた。


前提として、個人の趣味嗜好により行きたいところがまちまちです。行ってみてつまんなくても許してください。

というわけで今回はちょっと緩めに、とりあえず行ってみてもいいかも?という感じのところを選んでみました。

サンタ・マリア・デランジェリ・エ・デイ・マルティーリ聖堂



テルミニ駅もしくはレプッブリカ駅から数分。日本語で相談に乗ってくれるJCBプラザも近くにあります。とても行きやすい場所。


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ミケランジェロの設計で、3世紀のディオクレティアヌス浴場の一部を教会に変えてしまったという、面白いところ。


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普通にキレイ~と見られる教会内を少し楽しんだら、注目したいのは柱かも。

この柱は浴場当時のものが再利用されているとのこと。古代ローマ時代のものです。しかも継ぎ目がない。なんとエジプトから運んできたものということです。半端じゃありません。

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂

白亜の美しい建造物。

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(少し雨が降ってたので暗いですが…)




イタリア統一時の初代国王の業績をたたえられて作られた…などという話はどうでも良く(本当は良くないですが)。すっごくキレイです。しかも中に入れます。


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この人が偉い人。後ろ姿。


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結構カモメがいました。人気の被写体。


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階段を登って裏に回ると、トラヤヌスの市場が見られます。


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中にエレベータがあります。1人10ユーロ(現金のみ)。殆どのヨーロッパ人は値段を見て無視してましたが、今回は清水の舞台から飛び降りるような気持ちで昇ってみました

すると見られるのがこういう絶景。一つの記念に。

ボルゲーゼ美術館

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美術に興味はないけど、せっかく来たから美術館にも…という人にはこちらを。バチカンよりこっちです。ただし完全予約制なので、予約だけはする必要があります。

ローマ観光で予約が必要なところまとめという記事に少しだけ予約について書きました。





カラバッジョとかベルニーニなんて名前、聞いたことはある気がするけど、よーわからん!ええ、それで問題ありません。


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人気なのはこういうやつですが…


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石ですが、石とは思えない滑らかさ。手の食い込み。ですが…興味ない人にはただの彫刻。私もそれほど彫刻に興味があるわけではなく…。

そういう場合でも天井や壁で楽しめると思います。


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躍動感のある絵。そう、これ、ほぼ全部絵です。だから足がはみ出してたり。周辺も彫刻風に絵を描いてるだけで、彫刻ではありません。(彫刻のところもあります)


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これも殆ど絵。お花が綺麗です。


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これも殆ど絵。

絵自体が良くわからなくても、その精巧さや単純にきれいなので、比較的楽しみやすいと思いました。少なくとも、日本にこんな美術館はないんじゃないかなあ。

全部屋で違う絵が描かれています。そして天井周辺だけでなく、壁も扉も全て凝った作り。凄い。


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美術館は公園の中にあるんですが、公園も楽しめると思います!

終わりに

まずはコロッセオ、サンピエトロ寺院、スペイン階段、サンタマリアマッジョーレ教会、パンテオンあたりが人気の観光地でしょうか。

そういうところに行った後で、どこへ行こう?となった場合におすすめできそうなところを紹介しました。どれもとても有名な場所ですが、もし予定に入ってなければ是非。

興味があれば他にも素晴らしいところはたくさんあったりするので、ローマパスで入れるようなところは一度チェックしてみてもいいかも。

それではまた。


ACホテル・フィレンツェをチェックアウトし、最後のトラムチケットを購入。1区間なので、持ってなくても乗れるとは思いますが…。(無賃乗車ダメゼッタイ)

来るときと同じようにフィレンツェSMN駅へ。電車は時間通り来るようだけど、乗り場不明。とりあえず待ってみたところ、発車10分前くらいに表示されました。イタロは割と冷遇気味なのかも。トレニタリア(JRみたいなもの)はもう少し先まで表示されていました。

乗ってしまえば、行きとの違いは特になく。敢えて言うなら、充電のための電源がなかったので、そのあたりは運かも?気になる方はご注意を。

テルミニからは70番のバス。降りて徒歩5分弱。そこがルメリディアン。元々はヴィスコンティパレスと言ったようです。

ルメリディアン ヴィスコンティ ローマ(Le Meridien Visconti Rome)

特徴としては、マリオット系では唯一テヴェレ側の向こう側にあります。そのため行こうと思えば、バチカンまで歩いて行けます。素直にバスなどに乗ることをお勧めはしますが…。バチカンのサンピエトロ寺院に正面から入りたい場合、朝に行けば空いてるそうなので、そういうホテルの選択肢としても良いと思います。

他には、スペイン階段くらいなら歩いて行けなくもありません。

しかしまたしても、外からの写真を撮っていません。パリのものと同じような傾向で、特別興味深い外観ではありません。

チェックイン時に朝食かポイントかを聞かれます。もちろん朝食を選択。


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やたらしっかりと説明してくれます。飲む人が少ないのかな?飲むとき25%引き券。


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エレベーターホール。大体こんな感じの内装です。エクステリアもこういう傾向。


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部屋に入ってすぐ右にあるボード。位置の関係上、バスルームを出ると毎回お出迎えしてくれます。


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ベッドの上にあるボード。イタリアっぽいですね。


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無料水。というより、懐かしきSPG。マリオットの一部になった後のものですが、まだ使ってるところがありました。


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お茶とか。3泊しましたが、1度も自動的に補充されませんでした 面白いです。水も忘れたり、色々補充されないところが愉快でした。エスプレッソマシンはなし。

そういえば今回はフロントで案内されませんでしたが、珍しくまだグリーンチョイスも選択できるようです。(掃除をスキップする代わりにポイントが貰える)


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水回り。普通。バスアメニティもルメリディアン標準。


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バスタブはなし。いらない人的には興味のないところですが、欲しい人はお気を付けを。


宿泊1週間前あたりに確認してみたところ、異常な高騰をするくらいに混んでいたため、全くアップグレードがないかもとも思っていましたが、18平米って感じの狭さでもなかった…んじゃないかなあ。実際のところ、フロントデスクでも特に何も言われなかったため、不明です 後から写真で見るとエグゼクティブルームに似てる気もしますが、予約した一番狭いスーペリアだったのかも。


ピザ屋が周辺に多かったので…

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その辺で買ったピザを部屋で食べたりとか


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その辺のスーパーで一番人気のビールとか。理由は一番安いから!(多分)
圧倒的に人気でした。ラベル的に、恐らくはイタリア製なんでしょう…。

周辺地域でのチープな生活を満喫しました。ホテルだけが身の程にあっていませんね?

朝食

-1階です。日本ではあまり見ない表現なので、一瞬「ん?」となりました。

ほぼ完全にセルフサービス。入口でアイオープナー(お酒ではなくて、目覚めの一杯)的ジュースをくれてウェルカムされますが、席は口頭で告げられたり、好きなところへどうぞと言われたり、かなり適当。気楽な感じ。


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大体の雰囲気。


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一番気になったのはこれ。ペコリーノチーズ。豆腐のように柔らかいんですが…こういう印象ないですよね?とっても好きな感じだったのでめちゃめちゃ食べてましたが、どういうものだったんだろう


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そしてヨーグルト、チーズ、そしてバター類。食べてるものは大体いつも同じです。


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ワッフルメーカー(ワッフルベイカー?)がありました。左のお姉さんが焼いてるところ。


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サラダバー。奥には、火の通った豆とかもあったのが嬉しかったです。


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パンとか。

その他ソーセージ系が2種類、卵やらなんやらはもちろんありました。ジュースはコーヒーマシンみたいな、自販機みたいなサーバーから抽出する感じ。ちょっと珍しい?

終わりに

全般的にモダンな作りのホテルです。フロント部は狭く、混みあうときはそこそこ待たされそう。エレベーターは3機だった気がしますが、ホテルの高さがないせいか、いつでもすぐに乗れたのは好印象。

部屋はとてもきれいで機能的でした。部屋自体で何も問題がなかったのはこのホテルくらいなもので、ちゃんとドライヤーも使えました(どんなんよ)。

最寄りの地下鉄の駅は徒歩10分弱と結構離れているので、地下鉄とバスの両天秤を掛けられる人、もしくはタクシーで移動する人などにおすすめ。

個人的にですが、周辺環境はとても好きな感じでした。中心地ではないため、かなり穏やか。歩いていて楽しい雰囲気です。そしてピッツェリア(ピザ屋)やジェラテリア(ジェラート屋)がいたるところにあります。Google Mapsに載ってなかったけれど、カルフールエクスプレスもすぐ隣のブロックにありました。何故だかフルッテリア(フルーツ屋)はあまりありませんでしたが。

宿泊料金は3泊でキャンセル不可の439ユーロ。珍しくBRGがかかっていません。少し探したものの見つからず、普通に予約して安いように思ったので、そのまま素直に。

そういう感じです。

それではまた。


パラッツォ ナイアディ ザ デディカ アンソロジー オートグラフ コレクション(Palazzo Naiadi, The Dedica Anthology, Autograph Collection)

ここあたりからローマ旅行記になるんでしょうか。

とりあえず長い名前ですが、名前なので仕方ありません。どことなく都心のタワマンみたいですね。


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左側がこちらのホテル。左右共に同じ建物で、3世紀頃のディオクレティアヌス帝時代には、テルメ(風呂施設、テルマエ)の一部があった場所でした。つまり土地の区画としては、1700年前の形状が残っている場所です。





中央から左下部分の半円状のものがこのアーチ。右上側に色々あるのが、昔のテルメの中心部です。

まあそんな歴史的なことはさておき。


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ホテルの入口あたりはこういう感じ。

入ってすぐにコンシェルジュデスク。チェックインは右奥で、スペースは小さいながらもそれほど人はおらず。フロントデスク裏にはフルーツ水とフルーツ炭酸水。

非常に丁寧で、いわゆるおもてなしがビシっと利いたスタイル。色々と話を投げかけてくれながらチェックインをすすめてくれます。

部屋はスイートナイトアワードが承認され、ジュニアスイートに。一番初めの写真の赤い垂れ幕などがかかった場所、あの辺りは恐らく全てジュニアスイートです。そのため部屋数が多く、非常にアップグレードされやすい気がします。ローマでスイートナイトアワードを消化したい!という人は、こちらに泊まるといいかもしれません


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(マリオットウェブサイトより)

こういう感じです。これはちょっと美化されすぎですが、概ねこんな感じ。こちらは室内1階。


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内部に階段があり、2階から1階を見下ろした写真。


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2階のベッドルーム。


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大きな窓から外を。この窓は開きます。


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エスプレッソマシンと無料水。アイスペール。氷を注文するとサービスフィーが必要だという案内が置いてあります。自分で取りに行きました

エスプレッソマシンは毎朝メイクアップ時に水が補充されます。ターンダウンもあり、水はいらんかタオルはどうだなどいろいろご提案を頂戴できます。


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バスルーム。置いてあるアメニティはAcqua di Parma。無限にくれます。最終日には何故か4セット置いてありました。75mlサイズなので、1セットも使いきれませんでしたが…。欲しい人は持って帰るのもいいと思います。


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置いてあったおやつ。しょっぱい感じ。カルフールエクスプレスでも買えます

部屋からと外からの眺め

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窓を開けて外を。非常に美しい眺め。


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外から。すぐ上の写真、中央左のカーテンの開いている部屋が泊まった部屋。カーテンの閉め方が分からず、後で閉めてもらいました

朝食

受付でチタンメンバーであることを確認されます。そして感謝された後、1人1皿無料で別注文できるとのことで、メニューを渡されます。プラチナでどうかなどは確認していません。誘導される席も窓際の良いところで、珍しく厚遇されます。よって、おもてなしトークも弾みます。ちょっと辛いです


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こういうもの。全ページ写真に撮りましたが、ただのメニューなので割愛。

鳥の胸肉野菜添えとクレープを注文。妻は翌日もクレープを頼んでいましたが、内容が結構異なっていました。前日も同じものを注文していたことを覚えていたかもしれません。(もしくは…)


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胸肉。見た目が良い感じ。


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翌日のオムレツ。ジャガイモでボリューム抜群。初日も別のものを注文しましたが、写真には撮っていませんでした。


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目を惹くサラダ。パンが入っています。昔の名残でしょうか。


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サラダバー。そのまんま。


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ジュースやパンの類。このあたりも力が入っていました。

その他ホットミールやらヨーグルトやらいろいろありました。ただ初めのお皿で結構お腹いっぱいなので、サラダとチーズ、そしてヨーグルト以外は殆ど食べていません

それほど広くない空間に、スタッフがたくさん。そのため給仕してもらうのが基本スタイルという、いわゆる高級な人向けの空間です。よって、バトラーを使いこなせる人には特におすすめ。

最後に

間違いなく高級ホテルであり、場違いな空間に入り込んだ気が少し、いやかなり。しかし嫌な顔一つされず、滞在を非常に楽しめました。

入口ロビー空間もいい感じですし、結局行かなかったのですが4階あたりには外に面したプールもあるようです。イタリアのホテルでは全般的に、最上階もしくはそのあたりにソラリウム(solarium)という感じで、日光を浴びれる空間が多く見られました。

宿泊料金は3泊朝食付きプランで、税込692.13ユーロ。8万円を超える程度です。BRGで値段を下げています。ジュニアスイートだと1泊700ユーロくらいはするので、非常にラッキーで素晴らしい滞在となりました。しかもイオン期間なので、多分20%引かれることに。ありがたや。そして完全に忘れていましたが、Rakuten Ebatesのキャッシュバック10%時に予約していたようで、65.54ドル返ってきました

ホテル周辺がやや都会過ぎる気はします。気安いお店が少ないというか。テルミニの反対側まで行けばいっぱいあったのかも。しかしながら交通の便は良く、観光を含め素晴らしいホテルであったと断言できます。もっと話せると留保のない賛辞を贈ることができそう…頑張らなきゃ!と思わされますね。

最後に。
マウスウォッシュが欲しいと言ったら、これを持ってきてくれました。


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でかいよ

それではまた。


仁川に到着後ラウンジへ行き、ローマの空港へ到着して、ホテルへ向かうまでです。

仁川 ビジネスラウンジ

というわけで続き。


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ラウンジ内。行きで東ラウンジ、帰りでは中央ラウンジを利用しましたが、間違い探し?ってくらいに本当に似通っています。どこを利用しても同じという意味では安心感というか、無駄なハシゴをしなくてもいい気分にさせるかもしれません

そして搭乗。運命の分かれ道、だったでしょうか。ビジネスとエコノミーでは乗り口が違います。登場後に騒がしくないという意味では、好ましいことかも。

何にしても、エコノミーに比べれば疲れの少ないビジネスクラス。近距離では気分程度ですが、遠距離路線ではとっても嬉しい。「やってて良かった公文式♪」のタイミングで「貯めてて良かったANAマイル♪」という気分にはなれます。


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アシアナでは近距離ビジネスと、それ以外とで名前が分けられているようです。こちらはビジネススマーティウム。機材はB777-200。いわゆるB772。

アシアナでの特徴は座席配置にあるようです。


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これ。すぐ真横に座れます。2人で映画館にいるような、そんな感じ。知らない人同士だと笑えるくらい妙な状況ですが、知ってる人同士なら割といい感じです。


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アシアナ航空ウェブページより拝借した写真。わかりやすいですね。

配列は1-2-1。端の席も通路側と窓側の席と交互に分けられているため、好みで選べます。奥に閉じこもるよりは、通路側の方が居心地としてはいい気がしますが、1人の空間が欲しい人は窓側を選択するべきでしょう。


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機内食。洋食の前菜。


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メイン。ハリバット。


特徴的なものでもなかったので、写真を殆ど撮っていません。普通に食べられ、普通に美味しい感じです。アルコールは飲んでいませんが、ちらっと見た感じでは面白みのあるワインリストでもありませんでした。ただ食べて、くつろぐ。そういうビジネスクラス。それがビジネススマーティウム。素晴らしい。妻は仁川へ向かう便の機内食でお腹がいっぱいだったようで、フルーツとお菓子だけを注文させられました。

後は寝てみたり、持ってきたタブレットで暇をつぶしたりで、残り10時間ほどを過ごします。スナックという名の2回目の食事も出てきますが、記憶に一切ありません。全部食べられたので不味かったわけではなかったようです。

アメニティはロクシタン。ロクシタンと書かれてなければ100均で売ってそうなポーチで、行きはこげ茶色、帰りはベージュ。その中にクリーム類が3種入っています。その他、アイマスクや歯ブラシなど。


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イタリア半島に差し掛かりました。もう少しです。嬉しい

到着、そしてテルミニ(中央駅みたいなとこ)へ

そして到着。フィウミチーノ空港では端っこ付近のゲートがあてがわれたようで、空港内を電車で移動させられます。そして入国審査ですが、入国カードはなし。そして日本を含む10ヵ国くらいは自動ゲートによる入国が可能(14歳以上)。パスポートを読み込ませて…後は顔の写真だったかな?それでおしまい 席が前の方だったのもありますが、ほぼ並ばずに開放。

すぐ後でスタンプは押されます。整理しているおじさんにボナセーラ!と挨拶をすると、にこやかに返事してくれるいいところ。イタリアいい感じ←単純

(ところでボンジョールノーとボナセーラの明確な区別がわからなかったのですが、どこで区分されるでしょう?)

イオン20%オフに乗っかり事前に購入していたローマパスの受け取りも、セキュリティを抜けたすぐ近くのインフォメーションで特に並ばずあっさり完了。


後はテルミニへのバスに乗るだけとなりました。こちらの券は前日に購入しておきました。往復9ユーロ。


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予約したバス、Terravisionは14番乗り場でした。

電車より少しだけ時間が多くかかるようですが、激安なのでバスおすすめ。購入する際は乗るバスの時間指定をしますが、実際の運用としては時間が多少ずれても特にチェックも入らず乗せてくれます。すぐ側に窓口があるので、何かあっても大丈夫。それに遠方からの飛行機はだいたいターミナル3に到着し、バスはターミナル3の出口付近から出発するため、移動も少なく楽ちん。

空港には夕方到着でしたが、そこからそれほど渋滞するわけでもなくテルミニにつきました。ここから徒歩でホテルへ向かいます。

それではまた。


概略

初イタリアです。ヨーロッパ文化が好きなら、避けては通れない道。

個人的にルネサンス期の絵画は割と好きで、つまりは宗教画は旅行における1つの楽しみです。妻はどちらかと言えば古い建築や彫刻を楽しみにしているようです。何にしても8月のローマ。クッソ暑いでしょうから、休み休みになりそうな気配がします。

旅程はローマ→フィレンツェ→ローマ。本来はローマだけでしたが、電車でフィレンツェにもちょっと行ってみようかということで、2泊だけフィレンツェに。ウフィツィの次に有名なアカデミア美術館と、街が美術館とすら言われるその街自体を楽しみにしています。

フライト

ANAマイルを使いました。2人で190000マイル+約77000円。旅程は大阪(KIX)から、アシアナ航空(OZ)で、仁川(ICN)経由でのローマ(FCO)行き。色々な行き方がありますが、これが時間も良く、短時間で往復できるようでした。ルフトハンザ航空(LH)も候補に挙がりますが、帰りの時間が午前中なのはしんどいし面白くありません。

OZ115(KIX-ICN): 09:10 - 11:00
OZ561(ICN-FCO): 12:30 - 17:50

OZ562(FCO-ICN): 19:40 - 13:55
OZ118(ICN-KIX): 17:20 - 19:05

というフライトスケジュールになります。仁川からローマまで12時間以上かかるそうです。…すげーな!乗る前から辛いフライトが予想されます。

気がかりなのは、日韓関係の悪化による様々な影響。韓国経由で日本に帰らせないぞ!とか言われないかな…。そして、アシアナが身売り中です。それ自体は秋になりそうなので、何とか間に合うようです。

ホテル

基本的にはマリオットへ寄せているため、制約があります。ただし大都市ではそれほど問題でもないですね。

・Palazzo Naiadi, The Dedica Anthology, Autograph Collection(旧名:Boscolo Exedra Roma)
・AC Hotel Firenze
・Le Méridien Visconti Rome

の3ホテルに泊まります。ローマにはクラブラウンジがあるホテルは恐らく1軒しかなく、その1軒は場所が非常に悪いため、選択肢に入りません。よってクラブラウンジの話は出てきません

1つ目のホテルは中央駅的なところの近くにある高級ホテル。ウェスティンと悩みましたが、3世紀の浴場跡に作られた広場にあること、そして写真だけですが内装の感じ、上位の部屋への期待感により、こちらの方が好みそうです。ウェスティンはヴェネト通りにあり、場所はそちらの方が綺麗でしょう。2つ目は格安系。3つ目は中間くらいですが、ヴァチカンに歩いて行けるような場所です。ただしちょっと下町気味らしいです。

タイミング良く、高いホテルはイオンカードの恩恵に浴すことができそうです。幸せ

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(Palazzo Naiadi, The Dedica Anthology, Autograph Collection)

終わりに

飛行機に乗るのが特に好きなわけではありません。そのため機材や機内食には期待しないでください

食事にもそれほど興味はありません。地元の安い店に入るくらいで、きらびやかなホテルのディナーやルームサービスも出てきません。気が向いたらローカルレストランが出てくる程度です。

それでも良ければ、見ていただけたら嬉しく思います

次は帰国後に。去年のように台風でヨーロッパに取り残されないと良いのだけれど…。

それではまた。

その他にもローマあたりの記事が見たい方は、カテゴリーからどうぞ。記事にしていない部分の方が多いくらいですが、多少は書いております…。


個人的な話ですが、たくさんの予約を取ったりなど色々イオン活動に忙しかったので、新しい情報が何もありません。そこでローマの情報の一部を簡単にまとめてみました。

大抵の国では大抵の観光地に出向くのに日本から予約をする必要はないと思います。しかしオーバーツーリズムを抱えている地域ではそれは叶わぬ話。わざわざ予約をする必要があります。旅行先で時間を縛られているという悲しい出来事ですが、行きたければ従う他ありません。(ツアーでないと行けない場所は往々にしてありますが…)

ローマではいくつかの場所において、予約が必要もしくは実質的に予約が必要です。その中でも有名なのが次の3つくらいでしょうか。

1. コロッセオ
2. ボルゲーゼ美術館
3. ヴァチカン美術館(ローマではないですが)

他にも素晴らしい建造物、美術館等はたくさんありますが、予約が必要とまではいかないようです。多分。

コロッセオ

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色々興味がなくてもとりあえず!という感じのコロッセオ(+フォロロマーノ)。入場料は14ユーロ。入場料は高めですがローマパスで入れます。しかしながら予約が必要となっています。


右上にENGLISHの文字があります。イタリア語が堪能という素晴らしい方以外、英語にした方がいいですね。何書いてあるのかさっぱりわかりません。

ちなみにローマパスとは、72時間公共交通機関に乗り放題で、2つの美術館に無料で入場可能なパス。3つ目以降も割引価格になります。38.5ユーロ。(48時間版は1つにしか入れないのに28ユーロ。何もかも面倒だから金を出すという人向けです。)


ボルゲーゼ美術館

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入場料は15ユーロ。オンラインで予約すると+2ユーロ。こちらも予約が必須の美術館。日本じゃあるまいし、美術館が人であふれるほどになるとは思えないのですが、作品の保護だったり見やすさを重視したりなどの何かしら理由があるんでしょうね。

一番上の"Museo e Galleria Borghese"を選択し、次のページの右下部セレクトボックスから英語に出来ます。

以前はローマパスで入れましたが、現在(2019年7月)一時的に(?)入れないようになっています。メールで問い合わせたら余程質問が多いのか、自動返信で次のように回答がありました。

Dear Customer, we inform you that the agreement between Roma Pass and Galleria Borghese is no longer active.

For this reason, reservations using Roma Pass are no longer accepted.

Please visit the www.tosc.it website or call number +39 0632810 to buy the tickets

つまりローマパスとボルゲーゼ美術館はもう契約が終わってるから、うちのサイトで買ってね!ということ。なんていうか…ローマパスの価値がぐんっと下がったような気がします…。2割引で買えるといっても…うーん?

個人的には特にオススメの観光地でした。



ヴァチカン美術館

museivaticani

入場料は17ユーロ。予約すると+4ユーロで計21ユーロ。冬の朝みたいな暇なときでもなければ、予約しないとかなり並ぶそうなので、日本人観光者としては実質的に予約制です。4ユーロで列をスキップできるなら仕方ありません。ローマじゃないので、ローマパスは使えません。


初めから英語です。ADMISSION TICKETSから購入可能です。もちろんランチ付きがいいなどという希望があれば、そちらを選べばOK。

終わりに

法外な予約料を取られるわけでもないので多少面倒にしても予約しておく方が良いでしょうし、実際予約しないと入れないので、予約しない=行かないということになります。逃げ場なし。

上記以外にも世界最古の美術館らしいカピトリーニ美術館、4世紀に作られたディオクレティアヌス浴場を含むローマ国立博物館などなど無限にあるわけですが、好きな分だけを抽出しても1週間で見てまわるのは不可能でしょう。もちろんこれは個人の意見です。

朝ぼんやりと起きて、今日はどこに行こうかななどと考える時間が楽しいのですが、ローマではタスクをこなしていく社会人バリの行動力が求められるようですね。やれやれ。

それではまた。

初めに

ローマとフィレンツェを手軽に往復したいというのが目的です。
つまりはイタリアの電車についての記事なので、地名が違っても内容としては同じです。乗る際に参考になれば幸いです。

イタリアの高速鉄道は主に2社ありますが、今回は旧国鉄(トレニタリア)を除いています。何故なら私がイタロに乗りたかったから。といっても旧国鉄との大きな差はありません。どちらもそこそこにストライキをするようですし(特に金曜日)、同じ鉄道網を走るため片方が遅延すればもう片方も遅延します。遅延は諦める以外にないようです。

ちなみにイタリア語では、ストライキのことを SCIOPERO といいます。駅でこの文字を見かけたら泣き叫ぶなり、座り込むなり、呆然とするなり、色々出来そうな気がしますね(嘘です)。

とここまで書いておいてなんですが、長距離路線はそういった理由による運航取りやめは基本的にはないようです。安心してくださいね

個人的お勧めはレイルヨーロッパではなく、直接イタロ(もしくは旧国鉄)のウェブサイトから予約することです。理由は純粋に少し安いのと、イタロが予約期間を握っているのと、結構な頻度でクーポンを配っているからです。

一応は英語(orイタリア語)ですが、時間などは数字なので、あまり英語を必要とする部分がありません。一度試してみると良いんじゃないでしょうか。

イタロ

イタリア旧国鉄ではない、私鉄です。イタリアの大企業が集まって設立されました。以前は他企業からの嫌がらせにより主要駅が使えないといったこともあったようですが、今では普通に主要駅に乗り入れています。

ローマからフィレンツェまで、30分毎の発車で、片道1時間半。ノンストップ。気分は新幹線。

チケットの説明

値段表。
この例は15時13分発で16時45分着、フィレンツェからローマまでです。

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横軸が車両クラスを示しています。

Smart: 通路を挟んで2列シートが両方にある、一番安い車両。東海道新幹線のぞみ指定席は2-3ですが、それよりも1つ少ない2-2です。グリーン車気分ですね?イタリア人仕様で多少席が大きいので、日本人ならそれほど窮屈でもないと思われます。

Comfort: さらに少ない2-1仕様。1人旅なら1人の席には魅力がありますね。

Prima: Comfortと同じですが軽食が付いたり、社内での販売サービスがあります。

Club Executive: 先頭車両で、軽食が付きます。ドリンクサービスもあります。席は少なく、1人1人のスペースがとても大きいのが特徴。駅によってはクラブラウンジがあり、その利用権が付いています。

縦軸が運賃クラスみたいなものです。

Special Prima x 2: 常に表示されるとは限らないセールの名前です。他にもいろいろあると思います。条件はまちまちでしょうが、Low Cost(後述)よりも厳しいキャンセルポリシーになっていました。ただし安い!

Flex: 時間の変更も名前の変更も無料。ただし返金は20%の手数料がとられます。

Economy: 名前の変更は無料ですが、時間の変更と返金にはさらなる手数料がかかります。ただしキャンセル自体は可能なので、Semi Flexみたいな感じでしょうか。

Low Cost: キャンセル不可、時間の変更と名前の変更には大きな手数料が課されます。その代わり安い、キャンペーン価格です。席数にはかなり制限があります。早い者勝ち。

基本的には安いものを狙っていくことでしょう。日本人旅行者的には、こういうチケットを買っておいて、予め現地でスケジュールを変更することを想定…というのは考えづらいような気がしますから。

メールマガジン

イタロには会員制度があります。ただし恐らくはイタリア在住の人向け。何故なら住所などでイタリア以外を想定していないからです。

ただしメールの登録だけしておくと、メールマガジンを送ってくれます。これにはセールとその期間が書かれていることが多いので、セールに乗っかりたい人は適当な住所で登録しておくのも悪くないでしょう。

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イタロのトップページ。英語版。中頃に登録する場所があります。
「イタロニュースレターを購読して、特別割引を楽しもう」といったようなことが書かれていますね。


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実際のメールマガジンの例です。

がっつりイタリア語で、殆どの人はわからないかと思われます。私もわかりません
promoコードが FIORI で、4/23から9/1が対象、最大30%割引。(この例はそのままですね…)

というわけで最大30%引き、実際に15~20%引きくらいはたくさんあって、結構大きい感じです。
2019/4/13時点では SVEGLIA、4/19では PASQUA というpromoコードになっています。

実際の買い方

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イタロのトップページ英語版です。

BUY TICKETをクリックするとこのような画面になります。もしこの画面でわからないようだと、かなりきついかもしれません。そういう場合は、レイルヨーロッパの日本語版の方が良さそうです。

画面中央下側に Do you have a Promo Code?とあるので、そこをクリックすると、プロモーションコードを入力することができるようになります。先ほどの例でしたら FIORI です。

例えばRomaには2駅ありますが、テルミニ(Termini)を選んでおけば間違いないでしょう。
ロンドンの中心部をCityと呼びますが、Terminiという名前にはそれに似た凄さを感じますね…。

後は時間と席を選び、代表者の名前を入力するくらいのものです。

何に乗るべきか

安ければ安い方が良いなら間違いなく Smart クラスです。

ただどうでしょう。席が広くなる Comfort は上記「チケットの説明」で書いた例だと僅か1ユーロの差。体験してみるのもいいと思います。個人的に軽食のために4ユーロ払うのなら Prima にしなくてもいいかなという気はしますが、これも高いとは思えません。

まあExecutive Clubに乗ろうとは思えないのですが、それ以外は価格で自分が納得できるかどうかでしょうか。そんな当たり前の結論で締めくくりたいと思います。

買ったチケット

どうでもいい話ですが、私が買ったチケットはLow Costの片道18.90ユーロ/1人にメルマガのコードで3ユーロ/1人を割引して、15.90ユーロ。これを2人分で31.80ユーロ。

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これを往復で63.60ユーロです。
どれくらいが普通なのかよくわかりませんが、片道1時間30分で往復してこれなら十分安い気がします。

それではまた。

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