パラッツォ ナイアディ ザ デディカ アンソロジー オートグラフ コレクション(Palazzo Naiadi, The Dedica Anthology, Autograph Collection)

ここあたりからローマ旅行記になるんでしょうか。

とりあえず長い名前ですが、名前なので仕方ありません。どことなく都心のタワマンみたいですね。


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左側がこちらのホテル。左右共に同じ建物で、3世紀頃のディオクレティアヌス帝時代には、テルメ(風呂施設、テルマエ)の一部があった場所でした。つまり土地の区画としては、1700年前の形状が残っている場所です。





中央から左下部分の半円状のものがこのアーチ。右上側に色々あるのが、昔のテルメの中心部です。

まあそんな歴史的なことはさておき。


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ホテルの入口あたりはこういう感じ。

入ってすぐにコンシェルジュデスク。チェックインは右奥で、スペースは小さいながらもそれほど人はおらず。フロントデスク裏にはフルーツ水とフルーツ炭酸水。

非常に丁寧で、いわゆるおもてなしがビシっと利いたスタイル。色々と話を投げかけてくれながらチェックインをすすめてくれます。

部屋はスイートナイトアワードが承認され、ジュニアスイートに。一番初めの写真の赤い垂れ幕などがかかった場所、あの辺りは恐らく全てジュニアスイートです。そのため部屋数が多く、非常にアップグレードされやすい気がします。ローマでスイートナイトアワードを消化したい!という人は、こちらに泊まるといいかもしれません


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(マリオットウェブサイトより)

こういう感じです。これはちょっと美化されすぎですが、概ねこんな感じ。こちらは室内1階。


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内部に階段があり、2階から1階を見下ろした写真。


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2階のベッドルーム。


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大きな窓から外を。この窓は開きます。


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エスプレッソマシンと無料水。アイスペール。氷を注文するとサービスフィーが必要だという案内が置いてあります。自分で取りに行きました

エスプレッソマシンは毎朝メイクアップ時に水が補充されます。ターンダウンもあり、水はいらんかタオルはどうだなどいろいろご提案を頂戴できます。


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バスルーム。置いてあるアメニティはAcqua di Parma。無限にくれます。最終日には何故か4セット置いてありました。75mlサイズなので、1セットも使いきれませんでしたが…。欲しい人は持って帰るのもいいと思います。


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置いてあったおやつ。しょっぱい感じ。カルフールエクスプレスでも買えます

部屋からと外からの眺め

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窓を開けて外を。非常に美しい眺め。


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外から。すぐ上の写真、中央左のカーテンの開いている部屋が泊まった部屋。カーテンの閉め方が分からず、後で閉めてもらいました

朝食

受付でチタンメンバーであることを確認されます。そして感謝された後、1人1皿無料で別注文できるとのことで、メニューを渡されます。プラチナでどうかなどは確認していません。誘導される席も窓際の良いところで、珍しく厚遇されます。よって、おもてなしトークも弾みます。ちょっと辛いです


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こういうもの。全ページ写真に撮りましたが、ただのメニューなので割愛。

鳥の胸肉野菜添えとクレープを注文。妻は翌日もクレープを頼んでいましたが、内容が結構異なっていました。前日も同じものを注文していたことを覚えていたかもしれません。(もしくは…)


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胸肉。見た目が良い感じ。


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翌日のオムレツ。ジャガイモでボリューム抜群。初日も別のものを注文しましたが、写真には撮っていませんでした。


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目を惹くサラダ。パンが入っています。昔の名残でしょうか。


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サラダバー。そのまんま。


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ジュースやパンの類。このあたりも力が入っていました。

その他ホットミールやらヨーグルトやらいろいろありました。ただ初めのお皿で結構お腹いっぱいなので、サラダとチーズ、そしてヨーグルト以外は殆ど食べていません

それほど広くない空間に、スタッフがたくさん。そのため給仕してもらうのが基本スタイルという、いわゆる高級な人向けの空間です。よって、バトラーを使いこなせる人には特におすすめ。

最後に

間違いなく高級ホテルであり、場違いな空間に入り込んだ気が少し、いやかなり。しかし嫌な顔一つされず、滞在を非常に楽しめました。

入口ロビー空間もいい感じですし、結局行かなかったのですが4階あたりには外に面したプールもあるようです。イタリアのホテルでは全般的に、最上階もしくはそのあたりにソラリウム(solarium)という感じで、日光を浴びれる空間が多く見られました。

宿泊料金は3泊朝食付きプランで、税込692.13ユーロ。8万円を超える程度です。BRGで値段を下げています。ジュニアスイートだと1泊700ユーロくらいはするので、非常にラッキーで素晴らしい滞在となりました。しかもイオン期間なので、多分20%引かれることに。ありがたや。そして完全に忘れていましたが、Rakuten Ebatesのキャッシュバック10%時に予約していたようで、65.54ドル返ってきました

ホテル周辺がやや都会過ぎる気はします。気安いお店が少ないというか。テルミニの反対側まで行けばいっぱいあったのかも。しかしながら交通の便は良く、観光を含め素晴らしいホテルであったと断言できます。もっと話せると留保のない賛辞を贈ることができそう…頑張らなきゃ!と思わされますね。

最後に。
マウスウォッシュが欲しいと言ったら、これを持ってきてくれました。


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でかいよ

それではまた。