ツイッターに流れてくる、ゴールデンウィークのヨーロッパへの旅行が直行便だと〇〇万円!経由便でも××万円!みたいなの。

今年が特に恐ろしい値段であることに異論はないわけですが、例えば大手旅行会社が出している「年末年始のホノルル4泊6日」なんてのは、私からすればいつも恐ろしい値段なわけです。1人40万は珍しくないってどんな世界…?

かといって、そんな時期に私も皆様もが大好きな「マイルを使った特典航空券」で旅行…だなんて、そんなことができたら誰も苦労しないっつーの!!!(頑張ればできなくもないですが)

それに、次の年末年始にどこへ行きたいか決まってるならまだしも、予約可能になったばかりの時期ではまだはっきりと決まっていない方も多いかと思います。でもグズグズしてたら取れなくなる…というのを、解消する方法の1つ。


日本からハブ空港までのチケットを先に取っておく、です。


クリスマス休暇~年末年始はブレがあれども、比較的チケットの価格が高い期間。といっても日本ほど高騰することは稀です。そしてGWやお盆休みなんてのは世界中であまり関係がないので、日本発着以外のチケットの値段は高くも何ともありません。

そこで、仁川(韓国, ICN)や香港(香港, HKG)などの国外のハブ空港までのチケットを手に入れておく、という方法が使えます。仁川や香港は日本から比較的近くて行きやすく、LCCも含め航空便が多い地域です。そのためチケットが手に入りやすい。そしてそこから世界各地へ行く飛行機も多数あるため、とりあえずその2つのどちらかへ行けるようにしておけば、そこから先は大体どうにでもなります。
(行き先によっては上記に代わってシンガポール、バンコク、上海など他にも代替として使える空港があるでしょうね。)

そしてそこからの値段は普通なので、キリキリするような値段を見ずに済みます。
特に日本から直行便の少ない行き先なら経由して当たり前なので、予め経由が決まっていることの負担感も減るんじゃないでしょうか。例えばスペインやイタリアなどは直行便もありますが、経由便の方が余程多く使われていると思います。

例としては、

大阪 → 仁川
大阪 ← 仁川

のチケットを先にとっておき、ローマに行くことに決めたのであれば、

仁川 → ローマ
仁川 ← ローマ

のチケットを後から足すという感じです。

その結果、

大阪 → 仁川 → ローマ
大阪 ← 仁川 ← ローマ

という旅程になるわけです。


初心者向けではないかもしれません。
しかし、安くできます。


問題点は?

いくつかあります。

1. 別切りになる
2. 海外発着便なので、日本語対応が殆どない
3. 殆どの場合、荷物を逐次ピックアップしなくてはならない
4. 乗り継ぎの時間を自分で確保する必要がある

そんな感じでしょうか。2と3はそのままですが、1はちょっとした不安感が漂います。

地域や航空会社にもよりますが、天候不良やストライキなどで欠航となる可能性がなくもないです。航空会社が潰れることだってあります。もしくは遅延で乗り継ぎに失敗する可能性があります。その結果、日本へそのまま乗り継いで行けません。まあ帰ってこれなかった人の話は聞いたことがないので、多分何とかなるw

4。飛行機の乗り継ぎは、電車と違います。そのため、乗り継ぎの時間を自分で確保しなくちゃいけません。空港によって定められているMCT(最低乗り継ぎ時間)もこの場合は関係がありません。入国する必要がある場合には、さらに時間がかかります。

最後の1泊は仁川か香港にしておくというのは、解決法の1つとしていい安心材料でしょう。

最後に

直行便にしか乗ったことがなかったり、乗り継ぎがあっても往復チケット以外買ったことがなかった人も多いかもしれません。

しかし飛行機のチケットは、電車のチケットと同じです。
どんな複雑な構成でも、時間通りにそこにいれば乗ることができます。(遅延等除く)

高いから行かなーい!のではなく、こういうことを試してみるのもいいのではないでしょーか。

一番いいのは「じゃあ、時期をずらす」ですが。
出来る人が羨ましい!!!

それではまた。