予算が気になるトラベラー

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pointsavers


2019/2/25現在で、まだピーク・オフピークはありません。よって中央のスタンダードが適用されます。
通常必要なポイントと、今回のポイントセーバーとの場合の差を表にしました。

カテゴリー ポイントセーバー 通常必要ポイント数 ポイント差 差額分の%
1 6,000 7,500 1,500 20%
2 11,000 12,500 1,500 12%
3 16,000 17,500 1,500 9%
4 22,500 25,000 2,500 10%
5 32,500 35,000 2,500 7%
6 45,000 50,000 5,000 10%
7 55,000 60,000 5,000 8%

特に連泊する場合には、それなりの差があるように見受けられます。

例として、以下のようになります。

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全てのホテルが対象というわけではありません。
参加ホテルは先ほどのポイントセーバーのページ下部、「ご利用可能な日程のプログラム参加ホテル」より確認できます。


今回は日本のホテルは対象に入っていません。
近いところでは、バリ島のリッツカールトンが対象です。

SPGにはなかったシステムなので、少し個人的にはIHGっぽいかなという印象がありますが、元々マリオット派の人にはおなじみかもしれません。

マリオットボンヴォイになって本格始動し、こういったプロモーションも徐々に増えてくると思います。
少し楽しみです。

それではまた。

ブランド名 プラチナ・チタン会員向けの
朝食ベネフィット
アロフト ホテル 朝食をウェルカムアメニティとして選択可
ウェスティンホテル 朝食をウェルカムアメニティとして選択可
ACホテル 最大2人分の毎日の10ドルの飲食クレジット、もしくはアメリカ・カナダ・ヨーロッパ以外なら滞在ごとの飲食クレジットもウェルカムアメニティとして選択可
エディション・ホテル なし
エレメント 全ての客に提供(アジアパシフィックを除く)
オートグラフ コレクション・ホテル ※1
ゲイロード・ホテル なし
コートヤード・バイ・マリオット 10ドルの飲食クレジットをウェルカムアメニティとして選択可
JWマリオット ※1
シェラトン 朝食をウェルカムアメニティとして選択可
スプリングヒル・スイート 全ての客に提供
セントレジス 朝食をウェルカムアメニティとして選択可
タウンプレース・スイート 全ての客に提供
W ホテル 朝食をウェルカムアメニティとして選択可
デザインホテル なし
デルタ・ホテル ※1
トリビュートポートフォリオ 朝食をウェルカムアメニティとして選択可
フェアフィールド 全ての客に提供
フォーポイント 朝食をウェルカムアメニティとして選択可
プロテア・ホテル 朝食をウェルカムアメニティとして選択可
マリオット・グランド・レジデンス・クラブ なし
マリオット・バケーション・クラブ なし
マリオット・ホテル ※1
モクシー・ホテル 最大2人分の毎日の10ドルの飲食クレジット、もしくはアメリカ・カナダ・ヨーロッパ以外なら滞在ごとの飲食クレジットもウェルカムアメニティとして選択可
ラグジュアリーコレクション 朝食をウェルカムアメニティとして選択可
リッツ・カールトン なし
ルネッサンス・ホテル ※1
ルメリディアン 朝食をウェルカムアメニティとして選択可
レジデンス・イン 全ての客に提供

※1
アメリカ・カナダ・ヨーロッパの非リゾート: 滞在ごとの10ドルの飲食クレジットをウェルカムアメニティとして選択可
その他地域の非リゾート: 滞在ごとの飲食クレジットをウェルカムアメニティとして選択可
場所を問わずリゾートホテル: 朝食をウェルカムアメニティとして選択可

※2(どこも参照していません)
基本的にホテルにラウンジがあり、かつ利用権利がある場合は、朝食アメニティを選択していなくてもラウンジに限り朝食可。


とにかく複雑です。以上は原則なので、例外も多くあります。しかも個別のホテル単位での例外もあります。ポイントと朝食の権利を両方くれるところも数多くあります。

慣れてくればあまり気にならなくもなってきますが、原則は原則として認識しておくといいかと思います。
とりあえずまあ、気になるチェーンがあったら都度検索するくらいでいいんじゃないでしょうか。

………書いていて頭が混乱してきたので、間違っていたらコメントください。

spgamex

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それではまた。

マリオットリワードからマリオットボンヴォイに名前が変わりました。
名前が変わっても魅力的なポイントプログラムであることに変わりはありませんが、使い道は意外と多いので今一度確認してみましょう。

1. ホテル宿泊

ホテルポイントだから、ホテルの宿泊。
いいですね、わかりやすいです。

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カテゴリーの数が大きいほど必要なポイントが多くなります。

今までのカテゴリーリストは3月6日から新カテゴリーリストへと移行します。その際にカテゴリーがアップするもの、ダウンするもの、そして変動なしの3パターンがあります。同時に今まではなかったカテゴリー8が新設され、現カテゴリー7のホテルの一部はカテゴリー8になります。

カテゴリー8になる予定のホテルにポイントで宿泊を予定している場合、3月5日まではカテゴリー7なので、それまでに予約をしておくと得になります。
具体的なお得度はカテゴリー8は必要ポイントが85,000、カテゴリー7は60,000のため、25,000ポイントです。

こちらの検索ワードにjapanと入力すれば、日本だけのものを見ることもできます。


今年のカテゴリー変更で、日本に影響があるのは3軒。
・ルネッサンスリゾートオキナワ 6→7
・セントレジス大阪 8→7
・ウェスティン大阪 5→6

期日未定ですが、表にはあるように、ピーク・オフピークが設定される見込みです。

5泊目無料

ポイントで同じところに5泊する場合、4泊分のポイントで5泊することができます。
難しい操作等は必要なく、ポイントで5泊するように予約すれば、自動的に4泊分のポイントとして計算されます。

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ポイント宿泊はポイントがなくても予約はできる

面白い制度です。将来的にポイントが貯まる予定だからとりあえず仮押さえ、として予約できます。
具体的な活用法としては、人気のホテルをとりあえず確保しておけます。

必要ポイントが変更になってもその前に予約しておくと固定できるという話だったのですが、実際には必要ポイントは実際にポイントを支払うタイミング次第になっているようです。なんとまあ。
(カテゴリーチェンジが起きた後、こちらも揉めているようです。結論は、2019/3/6現在、まだ明確になっていません。)

最近ルールが変更になり、実際の宿泊の14日前までにポイントを貯めて適用させなければ、予約はキャンセルされてしまうようです。

現金とポイントとの併用

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このように、ポイントだけではなく現金を併用することで両方を少しずつ支払うことができます。こちらもピーク・オフピークが設定される見込みです。

また純粋なポイント宿泊とは違い、この制度は使えないことも多いです。

マリオットになって確認したことがないのですが、SPG時代にはこのキャッシュ分は宿泊時にポイントが貰えませんでした。(今は貰えますか?)



ポイントセーバー: プロモーションにより、本来必要なポイントより少ないポイントで宿泊できる

インスタント特典交換: ホテル内でポイントを使用することにより、レストランの食事代などを値引きできる

上記のようなシステムもあります。

2. マイルへの移行

他のホテルポイントであまり見かけないのが、このマイルへの移行レートの良さ。マリオットボンヴォイはSPGの制度を受け継ぎ、素晴らしいレートでのマイル移行をそのままにしてくれています。
移行先は書き切れない程で、有名なエアラインはかなり広範にフォローされています。

移行レートは 3:1。
3000マリオットポイントで1000マイル。60,000ポイントを一気に移行するとボーナスが付き、20,000+ボーナス5000で25,000マイルへと交換できます。

移行レートには一部例外があります。
ユナイテッド航空は+10%のボーナスがあります。3000マリオットポイントで1100マイル。これはマリオットとユナイテッド航空とが提携しているためで、少しお得なレートです。その他にも例外はありますが、マニア以外見ても仕方ないので省きます。

移行は3000ポイントから、1日の上限は240,000ポイントです。

3. トラベルパッケージ

以前は驚くほどにお得だったこのシステムですが、現状では使い道を選べば選択し得る、という程度になりました。

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左右の違いは、貰えるマイルの違いです。どの列も75,000ポイントの差で、貰えるマイルの差は50,000マイルなので、常に7泊+100,000マイルの方が有利です。(75000/3*1.25<50000)

1つ1つ計算するとわかりますが、お得さに差があります。
「カテゴリー1~4の7泊+100,000マイル」「カテゴリー5の7泊+100,000マイル」はバラバラにポイントで交換するよりも60,000ポイント得になります。ただし330,000もしくは390,000ポイント必要です。
「カテゴリー6の7泊+100,000マイル」は30,000ポイントしか得ではありません。

7泊は固定されていますから、利用はかなり限定的ですね。
それと、この表にはピーク・オフピークがありません。適用されないのかもしれませんが、現時点では何とも言えません。

マイルへの移行と同じく、ユナイテッド航空は10%のマイルボーナスが付きます。

注記に「提携航空会社のボーナスポイント移行キャンペーンの対象外となります。」とあります。航空会社によっては、ホテルポイントからマイルへの移行ボーナスキャンペーンをやることがありますが、トラベルパッケージはその対象外になってしまったようです。以前は対象でした。

4. モーメンツ

一部のマニア向けシステムかもしれません。
しかし範囲は広く、スポーツならNBA、MLB、NFL、F1、テニス、ラグビー、サッカーなど。音楽関係でも様々なイベントのVIP権+宿泊などを提供しています。
例えばテニス好きなら、ティム・ヘンマンやマリア・シャラポワにテニスを教えてもらえるなんて最高じゃないですか?F1なら、この数年はルイス・ハミルトンがゲストでした。半端じゃないです。

日本でもジャズコンサートや寿司パーティなどが行われてきましたが、基本的にあまり日本では開催されません。以前はときどき出ていましたが、最近はチェックしてないのでわかりません。面白いのもあるかも?
一度参加したことがありますが、もう少し大人になってからと思いました

5. ポイントをギフトカードに交換できます

他に全く使い道がないという奇特な人のために、アマゾンギフトカードのような商品券や、その他商品に交換することができます。
ただし酷いレートなので、見る価値は殆どありません。

ポイントの交換方法 (こちらの下の方にあります)

6. ポイントを寄付する

素晴らしいことです。

最後に

基本的には宿泊かマイルに使うことになるでしょう。
使い道が広いため非常に悩ましく、また損得も色々と考えてしまいますが、絶対な正解はないので自由に使っちゃえば良いと思います。
大体ではありますが、1ポイント=0.8円程度で計算できればいいんじゃないでしょうか。(日本は特殊な要因の多い国ですが、aviosで得だというのは1つの正解でもあり幻想でもある気がします。)


spgamex

記事が気に入ったという方で、当方よりSPGアメックスのクレジットカードを作っても良いという方は twitter: @leisure30 までDMください。
入会&3ヵ月で10万円使うと36000ポイント貰えます。

それではまた。

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