2014-03-13-MALAYSIA-AIRLINES
(reuter)

どうでもいいような、そんなこともないような、微妙な話。

9月1日からASEAN域内で約210円(RM8)、域外で約510円(RM20)の出国税が課されます。どういう目的なのかなどニュースを追っていませんが、国にお金がないようなので、財源の1つということでしょうか。マレーシアでは昨年消費税を廃止し、別の税制になったりしています(GST→SST)。

そしてビジネスクラス以上では金額が上がる(RM50, RM150)ので、金持ちからはふんだくるんだという、ロンドン・ヒースロー空港のような話です。ただしヒースローはとにかく混雑している空港で、金を取っても取っても人が来るんだからまあいいじゃないかという気になります。

しかしながらマレーシア最大規模のクアラルンプール国際空港がそれほど混んでいることはありません。もっと広げられるように作られつつも、それほどまだ広げる必要がない程度です。まあこの程度では利用客も減らないだろうということでしょうね。

一応、陸路や海路は税金を取らないとのこと。だからと言って日本人なら、わざわざジョホールバルからシンガポールに抜けようとかアホなことを考える人は普通いないでしょう。

結局のところ私たちがチケットを買う場合、税金分は購入時に含まれています。だからそれほど意識することもないのですが、最終金額を見ると、じわっと程度には高いかな?と感じることでしょう。日本の出国税(1000円)もじわっと程度には感じますから。

もしマレーシアへ空路で行く予定のある人は、特にビジネスクラス以上であれば、8月中に発券しておくのが良いかもしれません。4000円程度ですが、確実に上乗せされます。

それではまた。