amami

大絶景。あやまる岬。


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飲んでないけど、名物。

1泊2日の強行軍で行ってきたよ、奄美大島。
見る、感じるということでは非常に素晴らしいところ。きれいな海、自然、人の少なさ、そして花粉がないこういった日本の田舎?に行くことが殆どないため、その街の風景も楽しめた旅行でした。

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フライトは、人生初のバニラエア。時間設定が非常に使いやすく、片道1時間35分と非常に近いため、1泊でも何とかできそうな感じあり。軽くセールに乗っかったおかげで、値段は往復で1人約1万円。ふらっと行くには悪くない値段です。

JALで考えると、Aviosで乗るのが距離的にも値段的にもお得なところですが、LCCはもっと安い。だけどちょっとマニアックな路線が多かったバニラエア、ピーチに吸収されるのが決まっています。路線設定の難しさを感じさせますね。

機材や機内などは、特に書くことがありません。A320の狭い機内で、寝るだけです。1つだけ面白いこととして、CAのデモンストレーションの前に「注目」みたいなボードを持って、注目させようとしていたところでしょうか。他で見たことがありません。


ホテルは何となく評判の良さそうだった、ばしゃ山村。空港から車で10分程度。レンタカーがない人も、無料送迎に来てくれます。

12時前にホテルに着いたのですが、昨日使ってない部屋があったのか、チェックインさせてくれました。日本のホテルでは早めに入れてくれることって割と少ないので、とても嬉しかったです。

アサインされたのは215号室。旧館なためか、オールドファッションルームと言うか、懐かしい感じの部屋。(要はボロい。)

それなりに広いのが救い。トイレには一応ウォシュレットも付いてますよ。良かったですね。

部屋の写真を撮る気にはあまりなれなかったけれど、1枚。


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出るんだろーなーという気配を漂わせるゴキブリ退治用スプレーと、奥は蚊取り線香的なやつ。どちらにも出会いませんでしたが、部屋の一部ではアリがうろうろしてました。


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部屋の前から。
子供連れにはとても楽しそうです。


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部屋のドア前。マリンロッジって名前が付いているようで。
このへんてこなキャラは「ケンムン」とか言うそうな。ホテルのそこら中にいます。


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ホテルはオンザビーチで、海はこのような感じ。物凄くきれいです。
個人的には、このロケーションで全てを許しました

部屋の風呂は恐ろしく狭いせいか、大浴場もあります。どちらが良いかはわかりません。

朝食は簡易的ながらダメだしするほどでもなく、写真を撮るほどでもなく。フルーツはありません。(缶詰フルーツポンチみたいなものはフルーツと呼ばない)

島豆腐だとか、黒糖だとか、ローカルを感じさせるものがちょこちょこあるので、それなりに楽しめました。レモングラスティーなんてものも。

ホテルから出て右を向けば、コンビニ。電子マネーなどが、がっつり使えるところには驚きました。電車がないのにSuicaが使えます左を向けばお洒落なハンバーガー屋、綺麗なパン屋、居酒屋などそこそこな環境にあります。ホテル環境はこのような感じでしょうか。


奄美の観光要素と言えば、もちろんマリンアクティビティ。そこに興味がないと、アクティビティを伴わない海…つまりは海を眺めるか、大島紬くらいしかない気がします。海に興味がない人が行くと辛い思いをするかもしれません。

私たちが行ったところと言えば、ホテル周辺以外では、奄美の中でもキレイらしい土盛海岸と、その先にあるアヤマル岬くらいです。奄美パークにある田中一村記念美術館も行こうかと思ってたのですが、日程的に詰め込むのが嫌いなので、パスしてしまいました ですが、ゴーギャンあたりが好きなら楽めると思います。


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土盛海岸のベンチから。


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買っておいた面白げなおにぎり。沖縄っぽいですね。マヨネーズ味です。


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あやまる岬の写真スポット。めちゃ綺麗です。このあたり、海が見えるスポットが多く、いろんな角度から楽しめます。ここではバスでわーっと来て、ここで写真を撮って、わーっと帰っていく集団に出会いました。効率が良いと言えばそうかもしれません…。


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あやまる岬の公園側にいたフードトラック的なやつ。コーヒーが優しい味で美味しかったです。


その他、大自然の写真をいくらか撮りましたが、本当にきれいです。
非常に穏やかな空間で、心が和みます。

月並みな表現ではありますが、都会での生活とは時間の進み方がまるで違うように感じられました。住みたいとまでは思いません。しかし、ここで暮らしている人たちは日常をどう感じるのだろうかなどと、ふと思ったりはします。自分というパーソナリティは、世界という観点からすればやはり極めて限定的なもので、どこにも正しさなんてものはないようにも思えたりします。

また行くかどうかはわかりません。でも海が好きなら一度は行ってみる価値があると思います。
それではまた。